「Fresher」
毎度。
今日は珍しい修理品が来たので御紹介・・・
ジャ~ン!!”Fresher/X-309″すげ~レアモデルですよこの人!!
1973年に今は無き共和商会のオリジナルブランドとして立ち上がった国産ブランドのフレッシャー。トーカイやグレコの影に甘んじて、どうしてもB級イメージが抜けなかったんですけど、実は当時として画期的なモデルを多く出しているんです。エフェクター内臓ギターやZO-3よりも前にスピーカー内臓ギターなどなど・・・そして今回の“X-309”ですよ。
こちらは1978年に発売された初のオリジナルモデルで、スルーネック仕様のボディに18ボルト仕様のアクティブ・プリアンプが内臓されています。ですからトーン回路が今では珍しくもないですけど、トレブル/ミドル/ベース/と幅広いサウンドメイクが可能だったんです。
そして搭載されているピックアップがそれぞれ独立したセパレートピックアップ!!(要するに4芯ハムバッカーの事ね)・・・これまた今では当たり前の事なんですけど、このピックアップとアクティブ・プリアンプの組み合わせで更に多彩なサウンドメイクが出来たんですね~。
いやいや、オイラ現物は初めて触りましたので興味深々ですわ・・・
何が凄いってねぇ、この頃のそれぞれのブランドを代表するモデルって全てのパーツがそのモデルの為に作られていたりするんですよ。今じゃ考えられない事ですよねー
やはり昔は一つ一つの物創りに魂が入っとるんですよ!!他のブランドに負けない独自の個性を大切にしていた様な気がします。
現実的に考えたらコストが掛かりすぎて今では到底無理なのかもしれませんけど、精神的&信念部分では学ぶべき事が沢山集まったすげ~ギターですね・・・・・アッパレ。
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