「wishbass」
・・・毎度!!
先日入院してきた珍しいベースを紹介しましょう・・・
“wishbass”
まずルックスがヤバいでしょ。
これはですねぇ、アメリカ人のお爺さんが一人で自由に製作しているブランドなんですけど、少し前からネットなどで話題になっていたんですよ。
販売は主にe-bayらしく、質の良い木材を使っている割にはリーズナブルに買えるんです。
オーダーも受け付けてくれるみたいですよ!!
値段は「1弦100ドル」と言う何とも適当な決め方。
と言う事は4弦ベースは400ドル、4万円くらいなんですよねー。
ですから中には3弦ベースなんて訳の分からん物まである始末!!
拘りの木材にリーズナブルな値段と言う事は、気になるのが楽器としての完成度ですよねぇ・・・
スゴイ!!
面白い!!
以上。
あのね、細かい人は絶対に見ない方が良いですわ!!
指板とネックの間からはみ出たボンドはそのままだし、ナット溝を切る為の鉛筆で書いた罫書き線などもそのまま。
木工加工は荒削り状態のまま上からニスのハケ塗り仕上げ。
・・・オイラは好きですよ、こんな個性的なブランドは見た事ないからね!!
サイドポジションは釘が打ってあるし・・・しかし音は良いです。
骨太で温かみのあるイイ音ですわ。
いやいや、良い物見たって感じですねぇ。
wishbassを見ると、ますます“楽器の良さ”って何なのか分からなくなってきます。
高ければ良いとは限りませんし、音の良し悪しには個人の好みも関係してきますし・・・
何となく伝わってくるのは、作り手のお爺さんが楽しんで作っているWishbassだからこその“良い音”って気がします。
演奏者の気分が音に出るのなら、それ以前に楽器製作者の気持ちも音に出てくる気がしますねぇ・・・
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