22/04/25

1981TOKAI/LS-1001981TOKAI/LS-100毎度。。

今日はこのギターを紹介します。

このギターは1979年製TOKAI/LS-100です。6,7年ほど前このギターは見るも無残な姿で入荷しました。ピックアップ無し、ボロボロの傷だらけ、ボディトップは赤の缶スプレーでゴテゴテのグチャグチャ・・・

でも、こんな状態で出てくる理由も解らなくはないです。当時、フェンダーやギブソンなどは雲の上のギターで、とても購入出来る様な値段ではありませんでした。オイラ達の世代は、そんな雲の上のメーカーに憧れて、国産のコピー商品を買うしか無かったのです。このTOKAIやGRECOを筆頭に国産メーカーはこぞってコピー合戦をやっていましたからねぇ。まだTOKAIやGRECOはいいですよ、まだいいと言うよりもむしろ精度の高いモデルが多かったです。オイラが始めて買ったギターなんて、”HEARTMAN”と言う知る人ぞ知るマイナーブランド。だってヘッドに鹿のマークですよ!!何で鹿?

この様に、ボディシェイプはコピーしてもメーカーロゴの違う所が当時は恥ずかしいと思う人も多かったんですよ。だからロゴを削ったり、マジックで書き直したり(こっちの方が恥ずかしいぞ!!)段々と使い方も雑になり、”缶スプレーでシュー”って事になるんです。

話を戻しまして1979年製TOKAI/LS-100は、今では超プレミアム商品なんですよ!!年式も一番人気の高い時期の物で、ハードケースも付いているのに赤の缶スプレーでゴテゴテのグチャグチャではあまりにもったいない!!そこで塗装を全て剥ぎ落とし、更に若干のシェイプ加工を施し、オールラッカーでリフィニッシュしました。カラーもチェリーが褪色したティーバースト風をベースに、ピッガードの日焼け跡などを施し、配線も含めフルカスタムした物なんです。

このギターをとても気に入ってくれたお客さんがいましてね、そのお客さんの元へとお嫁に行ってしまったのですが、少し前に、リアピックアップの交換で修理に入ってきたんですよ。久しぶりに自分の娘に会う気分でハードケースを開きましたところ、むちゃくちゃ良い感じで育っているではありませんか!!見てくださいよ、この塗装面に細かく入ったウェザークラック!!超カッコイイっしょ!!

ギター自体もすごく大事に使われている感じで、”良い所へ嫁に行ったなぁ~”と親としては安心した出来事でした。

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