22/06/24

毎度!!

今日は新しい修理をしました。73年製のテレキャスターです。
リアマイクの調子が悪いとの事でご依頼を受けました。この頃のマイクにありがちなコイル断線の可能性がありましたので、まずは導通テストです・・・・・・・・・・やはり断線。この場合は交換との事でしたので、オイラがリプレイスメント用にストックしておいた”YUTA”ピックアップを取り付ける事になりましたよ。
“YUTA”ピックアップはバッカス系のギターに装備されているマイクで、アルニコマグネットのビンテージサウンドピックアップです。しかし、ここで問題が・・・・・
テレキャスターのフロントピックアップが”GIBSON/335″用のハムバッカーに交換されており、位相的にフェイズしてしまうんです。通常はどちらかのマイクの向きを逆に取り付けるか、またはどちらかのマイクのホットとアースを逆に配線するかで解消しますが、フロントピックアップはボビンの向きが決まっておりますし、更にはタップ配線がされておりますので、ホットとアースを逆に配線する事も無理。そうなりますと残るはリアピックアップですよねぇ。しかしコチラも向きを逆にするのはブリッジの関係上ムリですからホットとアースを逆に配線するしかありません。しかしストラトのシングルコイルの様に単純にホットとアースを逆に配線してもダメなんです。テレキャスターのリアピックアップは”エレベーションプレート”と言う銅板がピックアップの裏に付いており、そこにアースが落ちているのです。ですからアースの落ちたエレベーションプレートとブリッジをピックアップせり上げビスで繋がる事により、弦アースが取れるんですよ。だから単純にホットとアースを逆に配線すると弦にホットの信号が流れますので、超ノイズギターになります!!
と言う事で、ピックアップの裏のアースを引き直しまして無事に完了。ハーフトーンも気持ちの良い音になりました!!明日はまだエクスプローラー地獄ですよ・・・・・・・

73年製テレキャスター

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