22/07/09

毎度!!

オイラがここのところ戦っているヒスコレレスポールですけど、だいぶ進んできましたよ!!
現在、ボディトップとヘッドトップのクラック入れが終わって、ボディバックの打コンとクラック、エッジ部分の剥離を行っております。もうねぇ、ここまで来ますと感覚がかなり麻痺しておりますから、最初は超ビビッたベンガルトラも今じゃ猫にしか見えませんよ!!

・・・・・・・・人間、慣れって怖いですよね。

そんな修理も多い中、普通の修理もこなしております。その中の一つを紹介しましょう。
エドワーズ黒カスタム修理前これは、当スタジオをご利用頂いているお客さんの”エドワーズ/レスポールカスタム”です。このギターの配線をですねぇ、全部取っ払って引き直しです。ギター本体の作りは良くピックアップはダンカン製が乗っており塗装もラッカーという事で、後は配線を見直す事になりました。まずはギターのバラシから・・・・・・・

こうなっていたら要注意画像でも分かりますが、エスカッションのビスが腐食しまくっており、コイツを取るのがまず難解!!リアピックアップですから普段はブリッジミュートをする時に手が当たることの多い部分ですよねぇ、だから汗でサビが出やすいんですよ。出来れば、ここまで錆びる前に交換するか、演奏後にはクロスで拭いておいたほうがいいですよ。ホント、外れたからいいですけど、抜けない場合はちょっとした手術になりますから!!そしてこのギター、パーツはゴールドですが、これから順にクロームパーツにチェンジして最後にはジョンサイクス仕様にしていく予定ですので、今回はまずピックアップカバーも外します。

二箇所のハンダを外しますピックアップ裏でハンダ固定されておりますから、ニッパーや基盤用のカッターなどで切り離して外しましょう。ハンダゴテで溶かして外しますと、ハンダが溶ける前に、コイルのロウ付けが溶けて流れてしまい、ノイズが多くなったりハウリングをしやすくなったりしますので注意ですよ。

カバーを外したマイクハイ、外しました。ゼブラのマイクが出てきましたね!!ジョンサイクスは黒ですけど、ゼブラもカッコイイですねぇ・・・・。

作業前のキャビティ内そしてこちらがキャビティ内部です。今回はトーンを回路から外します。普段はフル10で使用しているそうなので、この際余分な抵抗は減らそうと言う事になりました。配線材もショボイですから一新しますよ!!

ビンテージな可愛い奴らこちらが今回使用するハンダと配線材です。67年製のgavitt(茶色)はホット側で使用します。単線ですが、撚線の様な倍音も残ってくれますし、高域のブライト感も出てきます。アース側には60年代後期のBRANDREX(白色)を使用。ホット側の特性を100%引き出してくれるスグレモノです。そしてハンダは70年代のGARDINERソルダー。温か味があり、嫌味のないハンダです。
ボリュームに使用するのはCTSの新型ポット。ボリューム0時の音残りが多かった旧型の改良版です。トグルSWはスイッチクラフト製でジャックは同じくスイッチクラフト製のミルスペックジャック。軍規格物ですから耐久性抜群です!!

終了後のキャビティ内ピックアップの線も余分は切って短くしましょう。しかし短すぎもよくありません。何かの拍子にポットが緩んで回りますと、すぐに断線してしまいますので!!

半分サイクスレスポール完成配線も終わり、ネック・弦高・オクターブ・ブリッジ溝修正・ナット溝修正などすべて調整して完成!!見た目も若干男らしくなった黒カスタムを早速サウンドチェック・・・・・・・・・・フロントやばい。ぼやけていたサウンドに艶が戻り、輪郭のあるフロントサウンドになりましたよ!!リアも負けてはおりません、アタック感が増してストレス無く出てきている感じです。トータルでの電気的なロスがかなり軽減したのではないでしょうか。

みなさんも、ピックアップを換える前に是非、配線の見直しをお奨めしますよ!!
今回は配線カスタムの紹介でした・・・・・・・

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